[2015年6月]最低賃金と今後の経営

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 普段は、会計・税務についてお届けしていることが多い上海通信ですが、今回は、会
計・税務以外で相談の多い「人の問題」についてお届けいたします。


 すでにご存知かと思いますが、各地で最低賃金が今年も引き上げられています。上
海は2,020元となっていますが、2010年の1,120元から、約2倍になっています。
2006年の上海の最低賃金が750元でしたので、そこから考えると3倍近くになってい
ます。

 

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 主要地域の最低賃金が2,000元近くになってきている今、多くの企業様より「最低賃
金が上がってしまって・・・」というようなお声が聞こえてまいりますが、元々所得
倍増計画が発表されている以上、中国で人件費が上昇していくことはわかっていまし
たし、これからもあがっていくことになるかと思います。


 その中でまず企業がやれることは、「業務の効率化」や「単純作業ではなく複数の
作業をしてもらう」など色々あるはずです。しかし、そういったところに手をつけら
れていない企業様もまだまだ多いように感じます。それは、「赴任される方の中に
営業のプロはいても人事のプロがいない」ことが原因かと思います。


 面接で何を聞けばよいのか判らずに、当たり障りの無い質問だけをして採用を決め
ている面接担当や見方がわからないにもかかわらず適正テストのようなものをさせて
いる企業様も大勢いらっしゃいます。安易に日本と同じ適正テストを使用しても中国
と日本では環境が違うため、結果が正しく出ていない可能性もあります。


 人件費は上昇していますが、日本に比べればまだ安いですし、これからも中国市場
をターゲットとして狙っていくのであれば、社員教育も含めた人事面もしっかり考え
る必要が出てきているのではないでしょうか?


 マイツでは会計・税務だけでなく、教育・人事・労務や経営等もご支援をしており
ます。
 ご相談がございましたら、気軽にお問い合わせ下さいませ!よろしくお願いしま
す!