PDF版はこちら → 華南通信 2024年5月号
企業と従業員の支払い負担を積極的に軽減し、広州市内の企業の発展を支援することで、経済運営の全体的な改善を促進し、市場の活力を刺激し続けるために、医療保障局、財政局、国家税務総局広州市税務局は広州における医療保険の支払い率を段階的に引き下げることを決定しました。関連事項は次のとおりです。
(一)段階的な保険料引き下げの範囲の明確化
昨年11月に広東省政府から主に製造業の発展を促す省文書第302号が公布されましたが、それを踏まえて今回の通知では、企業と従業員の支払い負担の軽減に努めること、従業員医療保険料の段階的削減の対象範囲が雇用主(あらゆる種類の企業、社会保険に組織形態を取って加入する自営業者、あらゆる種類の社会組織、民間の非企業組織、機関事業組織を含む)と柔軟な働き方をする自由職業者であることが明確にされました。
(二)段階的な保険料引き下げ基準の明確化
従業員の医療保険基本保険料率は現行の6%から4.5%に引き下げられ、自由職業者は負担率が現行の8%から6.5%に引き下げられることになりました。
そのほかの被保険者の医療保険料の支払い基準は、広州市医療安全局、広州市財政局、広州市人的資源社会保障局の通知に従って、広州市の従業員の医療保険と出産保険の資金調達基準に従って決定されます(穂医保規字 [2022]1号)。
(三)段階的な保険料引き下げの実施時期の明確化
広東省の条例及び広州市の実情により、今回の従業員医療保険料の段階的減額の実施時期は、2024年3月から2025年12月31日までとされています。
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