~ ゆで蛙では、新規事業の立ち上げは出来ない!! ~
夏の全国高校野球は、沖縄興南高校の春夏連覇で幕を閉じましたが、我喜屋監督は社会人野球時代に学んだ経営体験を高校野球の練習にも採り入れて選手を指導して来ました。
その体験が活きているのか、選手たちは自分で考え、伸び伸びと、先攻されても慌てずに自チームの力を信じてしっかり戦っていたように思います。
(練習も自主性に任しているのですが、選手たちは自発的に毎日素振りを1千回しているそうです。)
我喜屋監督の指導方法は、これからの高校野球指導のあり方を大きく変えることになるかも知れません。
さて、皆さんは、子ども図書出版会社のポプラ社をご存知ですか?知らない方も、「それいけ、ズッコケ三人組」と言ったら知っている方がいるかも・・・。
子ども図書出版業界といえば、
1996年業界全体の売上は、2兆6千億円→2009年には2兆円を割り込む状況。
But!!ポプラ社は、1998年坂井氏が社長に就任してから昨年まで、売上は倍の102億円に、利益は13億円まで伸ばしています。
その坂井社長ですが、入社後直ぐに同族経営のポプラ社に対し、
その後、社長に就任してからも、経営スタンスは、自分で学校回りや出版取次代理店を訪問し、五感で読者のニーズを捉えて出版を企画する方法。
現在坂井社長が、計画しているのが、ポプラ社の「総合百科事典ポプラディア」を8年ぶりに改訂し販売すること。インターネットで何でも調べられる世の中で「そんなもの絶対に売れない」と周りから反対されているのですが・・・。