PDF版はこちら →華南通信 2024年10月号
国家税務総局広東省税務局は2024年8月5日より税費の分類分級管理とそのサービスを実施することを発表しました。
これは、中央弁公庁と国務院弁公庁が発表した「さらなる税務管理改革の深化に関する意見」を徹底的に実行し、効率的な税務サービスを構築し、広範な納税者に対してより効率的で便利な税費サービスを提供するために行われます。
以下はその関連情報です:
一、税費管理方式の最適化
管轄区域内では、固定された税務管理者による納税者の管理を全面的に廃止し、税費関連の事案に基づいて分類分級管理を行います。各級税務機関はタスクリストの作成とチームワークにより管理し、税費任務を遂行します。
二、相談サービスの最適化
納税者が税費業務を処理する際に問題に直面したり、税務機関に連絡する必要がある場合、次の方法で相談および連絡が可能です:
(一)オンラインの税費インタラクション:「AI+有人」のオンライン回答方式を採用。AIコンサルティングは24時間365日対応し、業務時間中は有人対応が可能です。相談、資料の送信、業務処理、進捗確認などのサービスが提供されます。以下の方法でのアクセスが可能になります:
- 全国統一規格の電子税務局ウェブ版(http://etax.guangdong.chinatax.gov.cn/) をクリックして「税費インタラクション(征纳互动)」アイコンを選択。
- 「広東税務」公式WeChatアカウントおよび各都市の税務公式WeChatアカウント 例:「広州税務」 をクリックして「AIコンサルティング(智能咨询)」を選択。
- 広東省税務局公式ウェブサイトのホームページ、「お問い合わせ(我要咨询)」-「AIコンサルティング(智能咨询)」をクリック。
- 「粤税通」WeChatミニプログラムのホームページ、「全部功能(全機能)」-「公共機能(公众功能)」-「AIコンサルティング(智能咨询)」をクリック。
- 電子税務局アプリのホームページ、スマートカスタマーサービス「悦悦」アイコンをクリック。
(二)「12366」ホットライン:省全域共通の12366納税コールセンターに電話し、相談や税務に関する意見、提案、苦情を提出できます。
三、税費の申告・納付チャネルの最適化
(一)「非接触型」申告・納付チャネル:納税者は主に以下のオンラインチャネルを利用して税費業務を処理できます:
- 全国統一規格の電子税務局ウェブ版、電子税務局アプリ、全範囲の税費業務を処理できます。例:税費申告と納付、請求書の使用、払い戻し(税金控除)の申請、総合情報の報告、証明書の発行、税務情報の検索、社会保険料の管理など。
- 個人向け電子税務局、所得税関連業務を処理できます。
- 「粤税通」WeChatミニプログラム、「広東税務」公式WeChatアカウント、高頻度で利用される税費業務を処理できます。例:申告・納付、請求書業務、社会保険業務、税務事案、税務検索など。
- 自助税務端末、「粤智助」政府サービス自助機など、高頻度で利用される税費業務を処理できます。例:申告・納付、請求書業務、社会保険業務、証明書印刷、情報検索など。
(二)オフライン業務処理チャネル:税務サービスホール(各級の行政サービスセンターに設置された税務サービス拠点を含む)は、総合的な税費サービスを提供します。納税者が税務サービスホールに出向く必要がある場合、広東省税務局公式ウェブサイトの納税サービスページや「粤税通」WeChatミニプログラムで事前に予約が可能です。
(三)税費事案の統一サービス:申請されたすべての税費サービス事案は、オンラインの税費インタラクションシステムや税務サービスホールを通じて、市域内で統一処理が可能です。段階的に、申請された税費サービス事案の省域内での統一処理の範囲を拡大していきます。
(四)事案処理進捗の確認:納税者は、「全国統一規格の電子税務局」(ルート:事案処理(事项办理)-事案進捗管理(事项进度管理))、「粤税通」WeChatミニプログラム(ルート:全機能(全部功能)-税務検索(涉税查询)-事案進捗確認(事项进度查询))または「広東税務」公式WeChatアカウント(ルート:微税務(微办税)-事案進捗確認(事项进度查询))で事案処理の進捗を確認できます。