【2024年2月】あなたの会社、フィロソフィー経営しています~??

 

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~ 顧客と社員を満足させる方法はこれだ!! ~

 

令和6年1月1日に発生した能登半島地震、翌2日には羽田空港でJAL旅客機と海上保安庁機の衝突・火災事故。お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げます。

JAL516便には乗客・乗員379名がいましたが、18分間で全員が無事に脱出!!乗客を誘導した8名のCAの内4名が1年以内の新入社員。彼女たちの冷静沈着な行動、特にパイロットからの指示を受ける交信が途絶えた中、自己判断で後部の脱出口を開けたのが新入社員と聞き、日頃の研修、使命感を持って取り組む姿勢を伝えることが如何に大切かを教えて貰った気がします。

コロナ明け後の初のお正月で多くの方々が帰省、国内・海外への家族旅行で羽を伸ばしたことと思いますが、ひろよし君も孫たちを京都に迎えて楽しいお正月を過ごしました。みんなで楽しく食べる食事は『至福のひととき』と言いますが、今日はひろよし君も大好きなリブステーキを提供している全国展開のステーキ店「ブロンコビリー」について書いてみたいと思います。

「ブロンコビリー」の名称は、ブロンコがスペイン語で「野生の馬」、「荒々しい」、ビリーはアメリカの少年の名前、「元気で少年少女の様な夢を持った会社」という意味です。

 

「ブロンコビリー」のこだわりは、①価格競争に巻き込まれず、質の高い牛肉を食材として使う、②ライスは、通常の業務米より2倍高い新潟県のコシヒカリを各店舗のかまどで炊き上げる、③年2回アメリカ研修へ正社員以外にもパート・アルバイト店員を交互に参加させ人材教育に力を入れる事です。

 

「ブロンコビリー」は、2001年にはBSE問題で5億円の赤字計上を経験。2020年~2022年にはコロナの影響を受けて売上を20~70億円減少させていますが、飲食業界では高水準の売上高経常利益率を保っていることから2020年の当期純利益588百万円の赤字で終わらせています。

そしてコロナが終息した2023年度は230億円強の売上予測となっています。高付加価値、お客様目線の徹底、社員教育の徹底を貫徹する企業は強いですね!!