PDF版はこちら → ひろよしくんのみみ 2023年10月号
～自社と社員、社会をコネクトする方法はこれだ ！！ ～
コロナが5類に移行し、ひろよし君は4月にコロナに感染したばかりなので今なら抗体もあるだろうと思い、3年8カ月振りに上海に行ってきました！！
久しぶりの上海で変わっていたのは、 ①街並みがゴミ一つなく綺麗になっている、②街中の自動車にEV（電気）車、PHV（プラグインハイブリッド）車が増え、それも中国産車のシェアが伸び、日本車は急激に減少している（見た感じでは4割は中国産車？）、③景気が業界によってまだら模様となっている感じでした。
そこで、今日はその中で日経ビジネス8月号に記載されていた中国EV車のトップメーカーであるBYD（比亚迪）について書いてみたいと思います。
BYDはEV車ではテスラの次に販売量を誇る乗用車メーカーですが、2023年1～5月の販売実績では、テスラ69.1万台に対し48.9万台と世界2位。PHV（50.7万台）を加えると99.6万台とEV関連車では世界トップに立っています。
まだまだテスラとは差があるように見えますが、テスラは高価格帯の製造販売からスタートし、徐々に中低価格帯にシフト。BYDはEVバスの製造販売から乗用車の中低価格帯、そして高価格帯にシフトして来ていますので、今後営業利益率の差は、早晩近づいてくると思います。（因みに、時価総額は、テスラが1位、2位トヨタ38兆円、BYDは3位）
BYDは中国のシリコンバレーと言われる広東省の深圳にありますが、その戦略は…
500社強あった中国のEVメーカーもここ数年で約3分の1に淘汰され、この流れは更に進み、最終的には５，6社まで絞られると予想されます。BYDの目標はその中でもEVメーカーとして世界の頂点に立つ事！！
