【2018年11月】あなた、「すぐやる!!」の精神で新製品開発してます~?

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~他社との差別化を図る方法はこれだ!!~

米中貿易摩擦の影響からか、中国の第3四半期のGDPが9年半振りに6.5%まで落ち込みました。弊社の上海事務所が入居しているビルのショッピングモールでも、今まで常に満席であった飲食店でさえ空席が目立つ気がします。

今月は、米中貿易戦争が起こっても、双方の国から歓迎され続けるコネクターの製造販売で世界の20%のシェアを占めるヒロセ電機株式会社をご紹介したいと思います。 

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ヒロセ電機は、二代目社長の酒井秀樹氏の効率経営を踏襲し、売上の伸びよりも、利益率重視の考えを徹底しています。

みみ20181101_4.png売上高経常利益率が5年平均で25%を超え、自己資本比率が90%前後という、経営のお手本のような会社です。

この高収益を維持するヒロセ電機の基本スタンスは、売上高に占める新製品比率30%を維持させる事です。

⇒ 新製品は、コモディティー化した製品のように値引き要請がなく、高付加価値を維持することができる。

ヒロセ電機のコネクターは、現在までに4万種類が開発されていますが、その用途は、時代の変遷とともに変化しています。

みみ20181101_5.pngヒロセ電機が現在注力しているのが車載用コネクターの売上拡大。EV車のリチウム電池製造の最大手である中国の寧徳時代新能源科技股?有限公司が使用するコネクター納入コンペで、車載用では後発でありながら受注獲得!!

 現社長である石井和徳氏のモットーは、顧客から要求があれば、「すぐやる!!」こと。この精神が、車載用リチウム電池の課題である、薄型化、小型化、軽量化を実現しながら震動にも耐えられる強度を満たす製品を作り上げたのではないでしょうか!!

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