税務総局は、増値税電子発票システムの導入を行い、試験的なシステム運行が安定したため、この度、全国展開を行うことになりました。今回の電子化により、納税者の経営コストの削減、社会資源の節約、消費者の発票の使用保管の便宜
化が期待されます。しかも、紙ベースの発票が必要となる場合は、電子発票をプリントアウトし、使用することも可能です。
北京市、上海市、浙江省、深セン市を除きその他の地域で電子発票を既に使用している増値税納税人は、2015年12月31日前に増値税電子発票関連システムの導入を完成させる必要があります。2016年1月1日より増値税電子発票システムを使用し、増値税電子普通発票を発行することになります。
増値税電子普通発票の発票コードは12桁で管理され、第1桁目は0(ゼロ)、第2~5桁目は、省、自治区、直轄市及び計画単列市を、第6,7桁目は、年度を、第8~10桁目はロットを、第11,12桁目は発票種類(第11桁目は増値税電子普
通発票を)をそれぞれ意味します。発票番号は8桁で、年度、ロットごとに編成されます。
関連規定:
国家税務当局公告2015年第84号「増値税電子発票システムで発行する増値税電子普通発票に係る問題の公告」
本公告は2015年12月1日より執行されています。