[2012年12月号] 2013年の昇給は?

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 年末が近くなり、昇給や賞与に関して悩んでいらっしゃる企業も多いのではないでしょうか。昇給や賞与に関する考え方は、企業毎に異なると思いますが、一般的に目安とされる、または給与に関係する数値に関して、近年のものを以下まとめてみました(上海データ)。

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 まず、上海の2012年を振り返りたいと思います。

【最低賃金】 1,280元から1,450元に上昇、上昇率13.3%

【(前年度)市平均賃金】 3,896元から4,331元に上昇、上昇率11.2%
 
【昇給ガイドライン 】 平均ラインは12% 

【(前年度) C P I   】 年間平均で5.2%増
 実際の2012年昇給率はというと、弊社給与調査の上海日系企業データでは10.5%、ボリュームゾーン
 は10%以上15%未満でした(有効回答数170社)。また中智の給与調査のうち、上海日系企業の2012年
 昇給率データは10.9%でした。各種数値からも、比較的勢いのある一年だったかと思います。

 次に、2013年の昇給を考えたいと思います。

【最低賃金】本年2月に国務院から発表された「就業促進計画」中で、『第12次5ヵ年計画中、最低賃金
 基準を年平均13%以上上昇させる』と目標がかかげられているため、明年も13%程度の上昇がある
 のではないか、と考えております。

【CPI】2012年1~10月平均で3%となっており、本年の「抑制目標」である4%は上海でも達成され
 るかと思います。

 2013年の昇給率予想は、弊社の上海日系企業アンケート(同上)では9.4%、ボリュームゾーンは10%
以上5%未満、次は5%以上10%未満でした(有効回答数165社)。また中智の上海日系企業アンケート
(同上)では10.2%という数値となっていました。CPIは一参考に過ぎませんが、多くの日系企業に
おいて日中問題以降の減速感もあり、昨年よりも慎重に決定されるところが多いようです。
 
最後に御礼と宣伝です!「給与調査2013」ですが、お蔭様で昨年を上回る262社からデータのご提供を
頂きました。ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました!この場をお借りし、改めて御礼
申し上げます。
12月中旬には「給与調査報告書」と「福利調査報告書」の2冊セットにて、販売を開始致します。