[2012年12月号] 広東省:11月1日試行開始:営業税の増値税改正

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 2012年1月1日から上海で試行されている営業税の増値税改正ですが、11月1日から広東省でも試行されました。営業税が増値税へ改正されるとどんな影響があるのか?簡単にご説明致します。

 

背景:何が変わるのか?
 大雑把に言って、今まで営業税を払っていた企業は、11月1日から増値税を支払うことになります。(一部営業税を払い続ける企業もございますので、ご不明点についてはお問合せ下さい。)


何故改正するのか?
 簡単に言うと、高付加価値のサービスを提供する企業を優遇していきますよという中国政府からのメッセージです。(サービス業は今まで営業税を納付していました。)

改正による影響は?~企業にとってGood or Bad~
 一般的には大多数の企業にとって、この増値税改正はGoodなことです。つまり、税負担が軽減します。
規で増値税を納付することになる会社(例えばサービス業)
既に今年の1月1日から試行が始まっている上海では、研究開発・遊泳固定資産リース会社の内85%、IT及びコンサルティング会社の内75%、文化及びクリエイティブ産業の内70%の会社の税負担が減少したと言われております。
既に増値税を納付していた企業(例えば製造業・貿易業)
上記上海の例では、増値税を納税していた一般納税人資格を有する企業でほぼ100%の税負担軽減効果があったということです。


注意点:一般納税人の申請
 今までの年間売上100万元以上(製造業)、180万元以上(販売業)に加えて、500万元以上のサービス業が加わりました。従って、年間売上500万元を超えないサービス業は小規模納税人となり、一般納税人資格を申請することはできません。

 以上簡単に今回の営業税の増値税改正について記載致しました。ご不明点がございましたら1994年から日系会計士事務所のパイオニアとして上海で日系企業を支えてきたマイツまでご連絡を!