[2012年4月号]  人材確保とコスト

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  今回は「人材確保とコスト」と言う観点で書いてみたいと思います。
広州市内企業の70.8%が人材の確保が難しいと判断していると3月17日の新聞に載っていました。その内訳は、33.3%が技術者不足、58.3%がワーカー不足と回答しており、業種別で見ると製造業41.4%・卸小売業17.6%・ホテル及び飲食業12.6%となっています。
人材確保のために月収を年初より約25~40%引き上げている企業もあるそうです。
 

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 現在は、2011年広州市の大学卒業者の内98%以上がすでに就職しているらしく、新しい人材を確保するのが難しいのも無理ないかと思います。

では、どうすればよいのでしょうか?打開策は色々とありますが、一番簡単なのは「機械化・自動化」です。昔に比べ機械の値段が下がり、一方で人件費は高騰しています。人材を確保するより機械を導入する方が簡単でしょう。
 

 もう一つの案としては、「大学と提携してしまう」事です。そうする事により「安い労働力の確保」や「ある程度の技術者を(学生の間に)育てる」、「社風を理解している人間の雇用」等の面でメリットがあるかと思います。
安い人件費で労働力の確保はもう古い考えになりつつあります。5年後、10年後はさらに人件費も高くなるでしょう。今から対策をはじめておいても遅くは無いと思いますので是非検討して見て下さい!