PDF版はこちら → ひろよしくんのみみ 2024年3月号
~ 会社の更なる飛躍を進める方法はこれだ!! ~
日本の株式市場は、先月2月22日に1989年12月末に付けた史上最高値3万8,915円を上回り、初めて3万9000円台まで上昇しました。
この背景には、アメリカの株高が日本にも波及&円安、中国経済の減速があいまって、海外の投資家が日本にマネーを流し込み、半導体関連株が一気に上昇した事、トヨタを始め最高益を更新する企業業績予測の記事が出始めた事に起因していると思います。この状況が続き、賃金アップが消費者物価などの上昇を上回ってくれれば良いのですが…。
この様な株式市場の中で企業のDXやAIの活用をサポートする企業も大きく業績を伸ばしているのですが、その中で今月は大塚商会を取り上げて企業戦略などを研究してみたいと思います。
この循環を、①システムインテグレーション事業と②サービス&サポート事業に分類し約30万社にサービスを展開しています。
その成長はいかに営業マンが顧客に寄り添い課題&ニーズを引き出してくるかにあり、正しくその営業方法はキーエンスと同じ手法と思います。
大塚商会は、30年前にDXの原点となる基幹系と情報系を連動したシステム「SPR」を開発し導入。このお陰で売上高8,610億円に対し貸倒は2,000万円ほどしかありません。
更に営業マンに対しては、下位3割の社員に対し優秀な先輩の顧客との話し方、接し方の研修を実施する事で社員のモチベーションアップを図るとともに、優秀な社員だけに頼らない販売員研修制度を設けています。
大塚裕司氏は、この営業マン下位3割の知識底上げ戦略が売上アップに大きく寄与していると考えています。