[2015年3月号]査証（ビザ）制度新規定の概要

2015/03/01

今月はビザについて取り上げます。2015年より『外国人の入国による短期業務任務の完成に関する
処理手続』が本年度1月より施行されています。今回の規定は新たな【定義】と【手続】を追加し、
厳格に査証制度を運営することが目的とされています。
　
　ポイントは、
① 定義　　『短期完成業務』と『短期完成業務とみなされない業務』の限定列挙
② 手続き　『工作証明（業務証明）』が導入された

　問題は、限定列挙したのはいいが、限定されたもの以外の業務がどこに該当するのか判断がつかず、
宙に浮いた状態になっていることです。現状、特に査証免除（NOビザ）で入国する方は新たに定義され
た業務を確認した上で入国する必要があります。