~ 新事業立ち上げの方法はこれだ!! ~
今年の高校野球は、東北大震災の被災者を励ます意味もあり、全選手が本当に最後の最後まで手を抜かない素晴らしいプレーをしていました。(感動!!)特に東京帝京高校と滋賀八幡商業との試合は、9回までわずか2安打に抑えられていた八幡商業の逆転勝ち、勝負は本当に最後の最後まで分かりませんね。
さて、今月はIT業界の中で、ミクシーのリアルソーシャルグラフでもなく、グリーのバーチャルソーシャルグラフでもないその中間のアメーバというソーシャルグラフを開発し、現在会員を1500万人集めているサイバーエージェントの話をしたいと思います。
社長は、このサイバーエージェントを設立しわずか2年でマザーズに上場させた藤田晋氏。
(女優との結婚、離婚次に秘書との再婚でも話題を集めていますが・・・)
上場した時なんと26歳ですから恐れいります。
東北大震災の影響でネット上の広告代理収入は少し落ちましたが、2011年9月期も売上高は1千百億円超、経常利益も110億円超とソーシャルグラフ事業が伸びて広告代理部門の収益をカバーし最高益を更新するとか・・・。
サイバーエージェントは、最初ネット上の広告代理収入が収益部門のメインでしたが、
1.アメーバ関連事業
2.インターネットメディア事業
3.インターネット広告代理事業
4.投資育成事業
と、4つの収益部門を有するようになりました。
その中のアメーバ関連事業ですが
、
会員サービス事業の特色は、会員数が一定規模を超えるとそこからは確実に利益を生む高収益部門になりますが、短期利益志向が強くなった現在、よく5年間も藤田社長が我慢したと思います。
松下幸之助氏も、事業を成功させるには成功するまで頑張る事と言いましたが、我慢、継続の忍耐がなければ周りに押しつぶされてしまいます。でも今は最高の収益の柱に・・・。