[2007年08月号]あなたの会社、哇酷哇酷感浸透させていますか?

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~人材を引き止め、企業を成長させる方法はこれだ!!~

先月16日、新潟・長野で中越沖地震が発生。被害に遭われた皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
地震の関係で、新潟で予定されていたセミナーもキャンセル。何故か私がセミナーをする時には地震が起きる??
阪神大震災、福岡の地震、そして今回。私の体内に「なまず」が棲んでいるのかな???

 さて、上海では毎月1回総経理(日本では社長)塾を開催しています。先月はその総経理塾にスピーカーとして沖電気の中国半導体マーケティング、設計を行っている現地法人「日沖科技(上海)有限公司」副総経理の松原様をお招きしました。この日沖科技(上海)有限公司は現在中国携帯電話の着信メロディーなどの6割のシェアを獲得しているというから驚きです。

 

この松原様ですが、


大学卒業後プロジャズピアニストの道へ

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限界を感じて沖電気へ就職=サウンドLSIの仕事

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当初は上海駐在員事務所に駐在

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中国でのサウンドは中国人が作るべきと、現地法人設立を進言

       ↓ ↓ ↓   進言を採用し、200万ドルをポイッ!!と出す会社も凄い!! 

3年間、退職者ゼロという驚異的な離職率を記録

※上海の従業員在籍期間=平均:14ヶ月

では、この秘訣は?

 

会社の雰囲気をワクワクさせる事。即ち感動を与えること!!

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自分で哇酷哇酷(ワクワクと読みます)という中国語も作り、
ワクワク感を社内に浸透

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折角入社して貰うのだからと自分で求人の履歴書には全て目を通し、そして一次、二次、多い時には三次面接までして社員を採用。更に企業理念の徹底、キャリアパスシステム、教育基本概念、人事評価制度、給与制度まで自分で開発

人事・労務の教科書を読まず、これだけ考え出すとは凄い!!

 

質問:松原様、自分の時間で人事・労務に割く時間はどれぐらい?

「池田さん、良い人材を採用し、育て上げるのが管理者の仕事ではないのでしょうか?
サウンドの仕事は私でなくても社員達がやってくれる。私の場合少なくとも6割から7割、それ以上人と組織に時間を割いています。」


 あなたの会社、哇酷哇酷感浸透させていますか?

 

>>ひろよしくんのみみ2007年8月号.pdf