PDF版はこちら → ひろよしくんのみみ 2024年5月号
~ 会社の活性化を図り、成長させる方法はこれだ!!~
日銀は3月にマイナス金利を解除したものの、アメリカとの金利差が意識されたのか更に円安が進行。先月下旬にはついに34年ぶりに1ドル155円まで円安が進みました。このまま1ドル155円台が1年間継続すると、原油価格や食料品価格が高騰し、生活に与える影響は年間10万円以上になるとか…。適度なドル対円の水準に出来るだけ早く戻って欲しいものです。
さて、今日は日本経済の「失われた30年」の間に一気に世界で空調機器メーカーとしてシェアナンバーワンを奪取し、売上を10倍、利益ベースでは100倍にまで成長した空調機器メーカーの『ダイキン』を紹介したいと思います。
コロナ期間の2021年を除いた5年間の売上・経常利益は順調に増加。売上高経常利益率も9%以上をキープしており素晴らしいと思います!!
ダイキンを世界のトップメーカーに育て上げたのは、取締役会長兼グローバルグループ代表執行役員の井上礼之氏。
井上氏は元々人事畑の出身である事も影響しているのか社員重視の経営を貫いています。社員教育の基本姿勢である「社員を野人に育てること」をモットーとして、4月に入社した新入社員に対し、島根の研修センターに役員全員が集合し徹底的に研修。