【2022年1月】2022年成長する企業は?

上海通信1月号.png

 

 PDF版はこちら → 上海通信 2022年1月号.pdf

 

皆さん、明けましておめでとうございます。旧年中は弊グループ社員が大変お世話になり、誠に有難く厚く御礼申し上げます。今年の干支は「壬寅(みずのえとら)」。「壬」は妊に通じて、陽気を下に妊(はら)み、「寅」は螾(みみず)に通じて春の草木が生じるという意味があります。要するに成長の新しい風が吹くという事。

2022年は、コロナパンデミックも癒えて、アフターコロナ時代が始まるのではないでしょうか?(オミクロン株の変異が最後で、COVID-19ウイルスは死滅する可能性)そこで、アフターコロナで勝ち抜く企業はどの様な企業になるのでしょうか?

中国は、第145カ年計画に記載されている重点事業を粛々と進めて行きますが、その重点産業は以下の9つになります。

 

① 教育産業(義務教育に該当する分野は除く)、② 医療・シルバー産業、

③ 科学技術産業、(AI、IT、ビッグデータ、ロボット)、④ サービス業(金融、証券、保険)、

⑤ 交通産業(自動運転技術)、⑥ 農業、⑦ 環境ビジネス(水・空気・土壌汚染処理)、

⑧ 飲食・小売業、⑨ 通信・インターネット 

 

 

皆さんの企業が上記産業に該当しなくても、心配無用!!その対策方法ですが、

企業環境

対   策

上記の産業に入っていないが、上流又は下流に自社は位置する

上流、下流に位置していれば、その恩典は受けられる。但し、得意先、仕入先を拡大させる必要があり、拡大させたい対象企業のソーシングと分析が必要

上記の上流、下流に位置していない企業(外部要因での拡大は図れない=従来の方法では生き残れない!!)

  中国国内の納入先の拡大を図る(但し、自社製品の優位性をアピールして拡大しないと、付加価値は拡大しない)

  企業の付加価値を如何に上げて行くかを考える

 ・日本人駐在員を削減して、中国人幹部に事業を

任せる(管理は日本人が行う)

 ・給与体系を見直し、日給月給制から業績給与制に変更する。(賞与は、利益の25%は企業所得税を納税、75%の半分を賞与に還元するぐらいのインセンティブを付ける)

 ・固定費を徹底的に見直し、無駄を省く(テレワーク

導入による家賃、残業代、交通費などの削減)

アフターコロナに向けて、シッカリとした対策を練って、スタートダッシュを掛けましょう!!

アフターコロナに向けて、シッカリとした対策を練って、スタートダッシュを掛けましょう!!

 

 

※ 2022年1月号は上海通信・大連通信・華南通信の統一号となっております。 

 

wechat_QR.png

※wechatアプリ内の「スキャン」機能で読み取ることができます