Overseas Advancement 海外進出・現地業務サポート

03現地法人清算手続

進出よりも難しいと言われる清算をサポート

企業の生産経営が計画通り進まず、今後、利益の確保が困難と判断した際には、清算手続を開始することになります。
中国では「清算は、進出より難しい」と言われ、清算手続完了までに数年を要するケースもありましたが、行政手続の簡素化を受け、適切な対応により、比較的短期間での清算も増えつつあります。
マイツでは、現地法人の清算手続をお手伝い。各種行政手続だけでなく、労働問題や税務等もご相談に応じています。

従業員解雇の労務
コンサルティング支援

現地法人を清算する際に現地中国人従業員の解雇についてのコンサルティングに応じます。

清算行政手続支援

現地法人清算に必要な各種手続を代行します。

よくある質問

Q:中国で難しいと言われる清算のポイントはなんですか?

A:清算に際して、難問は3 つあります。
それは ①労働問題②税務清算③税関の清算 です。
マイツでは専門のプロジェクトチームにより清算実行時の問題の洗い出し、税務・法務リスクを整理した上で、手続スケジュールの確認、資産の処分案検討等しっかりスケジュール管理し清算業務を行っています。

Q:合弁企業の撤退では、持分譲渡だけでなく有償減資による撤退は可能ですか?

A:従来、中国では有償減資は原則、認められませんでしたが、中国規定の変更により、実務的にも有償減資が可能な状況です。マイツグループでは、独資企業・合弁企業を問わず、貴社に有利な撤退方法を検討・提案し、スムーズな撤退をご支援しています。

Q:中国の資本金(余剰金)を、どのタイミングで日本に戻せますか?

A:一番最後になります。
税務関連、従業員の給与、賃貸不動産賃料等の支払いを完了し、外貨管理局に監査報告資料を提出する等の全ての手続を終えて、はじめて日本への送金が可能となります。
通常1~2年程度の期間がかかるので、これを想定した資金繰りを想定しておく必要があります。